天野宗歩 江戸時代の棋士でありながら、隙あらば動く序盤のスピード感覚や、中原囲いに類似した囲いの使用など現代の棋士と比べても遜色なく、最強棋士候補の一人である。羽生善治も「歴史上、誰が一番強いと思いますか?」という質問に升田幸三と並べて天野の名を挙げ「今の目で見たらすごいスピード感溢れる将棋を指している。相手がのんびり指しているのでその圧倒的なスピードの違いがよく分かる。現代に現れてもすごい結果を残したのではないだろうか」と評した。 ウィキペディアよりhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E9%87%8E%E5%AE%97%E6%AD%A9 今回は安政三年(1856)11月17日、八代伊藤宗印との一戦を分析してみた。下に棋譜を掲載したので観賞してみてください。